一緒に遊んでいるときに甘噛みされたら?

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一緒にオモチャで遊んでいるときに勢いあまって手を甘噛みされたことはありませんか?子犬にとっては遊びの延長で出る甘噛みですが、人が思わぬ怪我をしてしまうこともあります。また、甘噛みは成犬になったら自然に直るものでもなく、顎の力も強くなり噛む力も強くなります。癖になる前に予防と対処をしっかりと取りましょう。
1.大きめのオモチャを選ぶ
引っ張りっこは子犬を興奮させやすい遊びです。勢い余って人の手を噛んでしまうことがないように、子犬が咥える所と人が手で持つ所が離れるように長めのロープなどのオモチャがいいでしょう。
2.オモチャの動きを大きくしない
遊ぶ際に興奮しやすい子犬に対して、オモチャの動きを大きくするとより興奮し甘噛みを助長させる場合があります。過度に興奮させないようにオモチャの動かし方に気を付けましょう。『「ちょうだい」を教えよう』でもお伝えした通り、子犬の頃からちょうだいができるといいですね。
3.手に歯が当たってしまったら遊びを中断する
人の手に子犬の歯が当たったら「痛い!」と短く大きく発声し、遊びを中断してその場から立ち去りましょう。「痛い」と大きく発声するのは、一瞬驚かせて子犬の行動を中断するためで、萎縮させるためではありません。また、甲高い声は逆に興奮させてしまうので、低めのトーンで発声しましょう。「ダメ」「やめなさい」と言葉で叱っても子犬には理解ができないので、噛むと楽しいことが終わってしまうと行動で教えます。
子犬にとってオモチャで遊ぶことは発散のために大切で、人と一緒に遊ぶことはコミュニケーションや関係性を築くのに重要です。「予防と対処」で上手にオモチャで遊ぶようにしましょうね!