子犬の頼れるリーダーになろう

STUDY
子犬に対してきちんとリーダーシップ=信頼関係を取ることで、子犬は安心して生活を送ることが出来ます。そのために、特別な何かをするのではなく、深い愛情とコミュニケーションで日頃の接し方からリーダーシップを取るようにしましょう。
なぜ、リーダーシップが必要か
犬は元々集団で生活する動物です。安心して生活をしていくためにリーダーがグループを統率していました。リーダーの指示に従うことで、安心感を覚え安全に生活をしていくことが出来たのです。
人がリーダーシップを取らなければ、子犬は不安を覚え「自分がリーダーにならなければ!」と勘違いをしてしまいます。
特に自我が芽生え始める生後5ヶ月から8ヶ月頃、子犬が自分の要求を主張するようになる前に、メリハリを持った接し方をし、家族(集団)の中で飼い主さんがリーダーとなることがとても重要です。
リーダーシップをとる方法
犬は食べることを重要視する動物です。食事の順番は人が先、できれば人が食事を終えてから子犬に食事を与えるようにします。食事の順番で人がリーダーであることを示しましょう。
グルーミングもリーダーシップを取る重要な方法です。体のどこでも安心して触らせるようにしましょう。
日常生活の中でもルールを決め、家族全員がしっかり犬にルールを守らせるようにします。
力ではなく愛情
リーダーシップを取ることは、力や脅しで服従させることではありません。大切なことは愛情を持って子犬と接し、しっかりとした信頼関係を築くことです。
しっかりとした信頼関係が築けたときこそ、本当の意味でリーダーシップが取れます。その結果として子犬が飼い主さんの言うことに喜んで従うようになります。