デンタルケアにオモチャを活用!

3歳以上の成犬の8割以上が歯周病と言われ、歯周病などの歯のトラブルは時に全身へ及び、思わぬ病を引き起こしてしまう可能性があります。
犬は食べ物のカスが歯垢となって溜まり、およそ3日ほどで歯石になります。しかし、犬の歯磨きは難しいもの。
今はデンタルケアが望めるオモチャもありますので、どのようなタイプのものが効果的かご紹介します。
天然素材
1.へちま
へちまの繊維構造は複雑で、噛むことによって歯がこすれ歯垢の除去に繋がります。
2.天然コットン
代表的なのがロープタイプのオモチャです。編み込みの部分を噛むことでコットン繊維と歯がこすれ、歯垢除去が期待できます。
3.木製
梨の木や椿の木は繊維密度が高く、かじってもトゲが出にくい材質です。適度な弾力があり歯茎を強くすることも助けてくれます。
ナイロン製・ラバー製
ギザギザや粒々としたデザインはその部分を噛むことによって、歯がこすれ歯垢を除去する仕組みになっています。噛んでいるうちに少しずつ削れていくので、無毒性のナイロン素材、ラバー素材を使用しているものが安心です。
これらのものは、万が一少量食べてしまっても無害で便と一緒に排出されますが、誤飲防止のために必ず飼い主が見ているところで与えましょう。
そして体格に合ったオモチャを選んであげることも大切です。大型犬に小さいオモチャを与えると丸飲みしてしまう可能性がありますし、小型犬に大きなオモチャを与えてしまうと口のサイズに合わず、結局遊んでくれないということにもなります。
「歯磨きはいつから始めればいいの?どうすればうまくできるの?」でもご紹介した通り、犬の歯磨きも毎日行うのがベストですが、このようなオモチャも活用して、犬にとってストレスなくデンタルケアをしてあげてくださいね♪
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