防災グッズを準備しよう!

新型コロナウイルスで騒がれている世の中ですが、地震や台風などの災害はいつ起こるかわかりません。実際に、最近地震も多いですよね。
そのため、飼い主が個々に備え防災対策をしておくことが大切です。StayHomeのこの時期に、改めて見直して備えておきましょう。
必ず準備したいもの
・最低5日分の食料と水
できれば7日分以上が理想です。特に、アレルギーによる療法食など食べられるものが限られる子は多めに考えておきましょう。常備薬がある子も同様に備えてあげてください。さらに、缶詰などのウェットフードも準備しておくことをおすすめします。日持ちするという点においても保存食として適していますし、非常事態にはストレスなどにより食欲も低下しやすいため、嗜好性も高く、水分量も多いウェットフードはドライフードとは別に用意しておくといいでしょう。
・カラーとリード
カラーは迷子札や鑑札と共に日頃からつけておくのが理想です。災害が起きたらすぐに着けられる場所に置いておきましょう。加えて、予備のものを入れておくといいですね。
・キャリーバッグ、クレート
小型犬や中型犬の避難時※に欠かせないアイテムです。バッグやハウスに入れることで一緒に避難できる可能性も大幅にアップします。避難所でハウスとして活用することで少しでも落ち着ける空間を作ってあげることもできます。ただ、日頃からキャリーバッグやクレートに入ることに慣れさせておくことが大切です。
・トイレシート
シートで排泄できる子は避難所生活で重宝します。
・その他トイレ用品(ビニール袋、消臭グッズなど)
ビニール袋はうんち袋としてはもちろん、簡易的な食器になったりとしても使えるため多めにあるといいでしょう。
・ワクチン証明書、狂犬病予防注射済票
避難所によっては提示を求められることも考えられるため準備しておきましょう。
※抱きあげることができない大型犬の場合は、ガラスや瓦礫が散乱した場所を歩かなければならない場合も考えられるため、犬の靴やバンデージを準備してあげましょう。ただ、普段から履かせることに慣れさせておくことが必要です。
できれば準備したいもの
・ケア用品(ドライシャンプーやウェットシート、コットン、綿棒など)
多くの人と生活することになるため、抜け毛や匂いには配慮が必要です。また、少しでも清潔に保ってあげることで犬にかかるストレスも軽減してあげられます。水が使えない環境でも洗えるドライシャンプーなどの流さないシャンプーはおすすめです。
・タオル
家族の匂いのついているマットとしても使え、お掃除などにも使えるので重宝します。
・毛布やバスタオル
飼い主用と併用できるため、あると便利でしょう。
・食器
使い捨てや簡易的なものでも大丈夫です。
・ゴミ袋
最低限必要なものをリストアップしましたが、「うちの子には何が必要なのか」を考え防災グッズを用意してあげてくださいね。
防災グッズはもちろん、災害時の情報を把握しておくことも大切です。環境省が出している「人とペットの災害対策ガイドライン」にも目を通しておき、避難指示が出た場合に備え、住んでいる自治体の避難所やペットとの同行避難の情報も調べておきましょう。
※環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3002.html