子犬の初めての遊び場は?

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前回の「犬同士の遊びが必要な3つの理由」で、犬たちは【運動能力を身につけるため】【予期しないことが起きたときのためのトレーニング】【社会的な関係を作るため】を目的に遊んでいることがわかりました。

しかし、日本ではまだまだ多くの犬たちがペットショップから家に迎えられています。その場合、早いうちから母犬・兄弟犬と離され、子犬の最も大切な時期に遊びの機会が充分に与えられず、遊びの中で学べることも得られず、人間社会に迎えられていることになります。

では、どのようにして子犬の時期に犬同士の遊びの機会を補ってあげれば良いのでしょうか。

犬同士が遊べる場所としてドッグランがありますが、犬同士の遊びの経験がほとんどない子犬をいきなりドッグランへ連れて行くことはおすすめしません。ドッグランには様々な年齢・タイプの犬が遊んでいます。最初に出会った犬から勢いよく遊びかけられ怖い思いをしてしまい、子犬自身が他の犬を拒絶するようになってしまっては意味がありません。

子犬同士の最初の遊びの場として「パピーパーティー」がおすすめです。

日本でも動物病院やしつけ教室で開催されることが増えました。何よりパピーパーティーの最大のメリットは、犬のプロであるドッグトレーナーが開催しているという点です。参加している子犬も3ヶ月~6ヶ月と近い月齢が集まり、ドッグトレーナーによって子犬同士が上手に挨拶できるように、相性を見て遊べるように導いてくれるので安心です。

今は新型コロナウイルス感染拡大防止のために開催が中止されていますが、子犬により良い遊びの機会を与えるためにも、状況が落ち着いたらぜひ足を運んでみてくださいね!

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