洋服を着せるメリット・デメリット

今はかわいい洋服がたくさんありますよね。
おしゃれを楽しむのはもちろんですが、わんちゃんに洋服を着せることにはメリットとデメリットがあることも知っておくことが大切です。
〈メリット〉
・抜け毛の防止
犬と一緒のお出かけの際には、抜け毛の予防はマナーの1つです。洋服を着せることで毛の飛散を防げ、周囲への配慮に繋がります。
・汚れの防止
汚れを犬の体に付けない、というところに大きなメリットがあります。脚の短い犬種は腹部が汚れやすく、長毛種は落ち葉や汚れがこびり付き絡まりやすいためおすすめです。
汚れを防ぎ、清潔に保つことは下記の病気の予防にも繋がりますよ。
・病気の予防
アレルギーやアトピーなど皮膚の弱い子には、外気の刺激から守ることができ、塗った薬や患部を舐めないように予防することもできます。さらに、ダニや虫刺され予防にも繋がります。
・暑さ寒さ対策
犬種によって毛質や性質は様々です。高温多湿の日本で暮らすには体温管理が必須となります。全ての管理をすることはできませんが、ヘアレスや短毛の犬種には冬場暖かい洋服を着せてあげたり、ハスキーや短頭種などの暑さに弱い犬種には濡らして着せるクールアイテムを上手に使うことで様々なリスクを減らすことができます。
〈デメリット〉
・ストレスになる可能性
洋服に慣れていない子には無理に着せてはいけません。また、サイズの合っていない洋服は怪我やトラウマに繋がります。
・毛玉になりやすい
抜け毛の防止にはなりますが、洋服と毛が擦れ静電気が発生することで毛玉が出来やすくなります。そのままにするとどんどん増え、蒸れの原因にもなります。
・誤飲の危険性
ボタンなど小さな装飾品の多いデザインを選ぶ際には、噛んだりイタズラしないように注意しましょう。
メリット・デメリットをしっかりと理解して、うちの子のことを考えつつ洋服を取り入れてみてくださいね。