一緒に遊んで犬の五感を刺激しよう!

PLAY

犬との遊びで五感を刺激?とピンとこない方もいるとは思いますが、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」の五感を意識して遊ぶことは、脳の刺激に有効だと言えます。何より犬も人も楽しみながら行えるのです。

視覚

犬が日常生活で最も頼っているのは「視覚」です。一般的に犬は目が悪いと言われていますが、動体視力は人の3倍~4倍あります。犬の前でオモチャを素早く動かしてみたり、大きく・細かく動かしたり、と動きにバリエーションをつけてあげると良いでしょう。

聴覚

オモチャから鳴る“ピーピー”や“カラカラ”などの音ももちろんですが、遊んでいるときに飼い主さんから「すごい!」「よくできたね!」など声をかけられることも大切。飼い主さんからほめられることは犬にとって大きな喜びです。また、隠れた場所から犬の名前を呼ぶ「隠れんぼゲーム」も聴覚刺激に有効です。

嗅覚

犬は匂いで様々な情報を得ており、日常生活で視覚の次に頼っているのは「嗅覚」です。嗅覚を刺激する遊び『ノーズワーク』が広く知られています。
隠されているオヤツを嗅覚を使って自分の力で得ることで、集中力や自信をつけることができ、犬の本能的欲求を満たして、心身ともに満足させることができます。

味覚

遊びの中で味覚の刺激は関係がない、と思われるかもしれませんが、例えばくわえているオモチャを「ちょうだい」で出してもらうとき、ごほうびに様々な食べ物を与えることで刺激することができます。このごほうびで野菜やくだものを与えることで「食の社会化」にもつながります。しかし、4ヶ月までの子犬は与える量に気をつけましょう。

触覚

犬の足裏はとても敏感で、足裏に触れるもので触覚に刺激を与えることも大切ですが、飼い主さんに触れられることも刺激のひとつです。犬は、耳の付け根・首・顎・胸・背中を触られるのが好きで、触覚は感情や精神の発達と深く関係しています。

「ただ遊ぶ」だけでなく、遊び方の視点を変えておうち時間を楽しみましょう!

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