ハウスをリラックス空間に♪

STUDY
犬にも居心地のいい落ち着いた空間が必要です。犬にとって安心・安全な場所があることは、精神的な安定にもつながります。
犬は狭い空間を好むためハウス(クレート)は犬の部屋にするには最適です。
また、トイレトレーニングをする際にも、ハウスのトレーニングが出来ているとトイレの管理がしやすくなります。
クレートを選ぶときは、サイズは大きすぎず、小さすぎず、中で伏せてUターンできる程度の大きさにしましょう。
そして、ハウスの中は犬にとって居心地のいい空間にします。ぬいぐるみやオモチャ、コング(フードなど食べ物を詰めて遊ぶ知育玩具)居心地のいいマットなど、あらかじめハウスの中に入れておきましょう。
ハウスの中に興味を持つようなものを入れ、はじめは犬を入れずに扉を閉め、入りたい気持ちが高まった時に扉を開けてあげましょう。そうすることで、自らハウスに入るようになります。
ハウスの中で毎回食事を与えることでも、好きになるきっかけとなります。
ここで注意する点は「無理矢理入れないこと」です。
無理矢理入れられることで、ハウスが嫌いになってしまいます。
嫌いになってしまうと、再度教えることが難しくなるため、ハウスに対していいイメージを持たせるためにも、自ら入る工夫が必要です。
自分の居場所を作ることで、いつでも安定した気持ちで過ごすことができ、一生を通していろいろな状況(災害時や違う場所でのお泊まり、車での移動など)の中で、どこにいてもストレスなく過ごすことが出来るようになります。子犬のうちにしっかり教えておきたいしつけの一つですね。