犬生が変わる社会化

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初めての環境にドキドキしたり、緊張したりすることはありませんか?
犬も同じ、初めての経験は得意ではありません。
苦手なことが多ければ、常に緊張状態になり、少しのことでストレスを感じるようになります。そこから、吠えるなどの問題行動が出ることもあります。
人と一緒に生活していく上で、ストレスなく、周りに迷惑かけることなく、誰からも好かれる、そんな子が理想的ですよね。
そのためにも子犬の時期の社会化(生後2ヶ月から3ヶ月)はとても重要になります。もちろん、この時期を逃してしまったとしても、遅くはありません。

下記を参考にたくさんの社会化をしてあげましょう。

対人

子供から大人、男性や女性、いろいろな人に慣らします。特に、家族にいないタイプの人にたくさん会わせるようにしましょう。たくさんの人に会わせることで、友好的な子に育ちます。
帽子や眼鏡など、ちょっとした変化でも見え方が変わるので、さまざまな姿の人を見せましょう。

対犬

大型犬から小型犬、鼻の長い犬種からつぶれた犬種など、いろいろなタイプに会わせることが必要ですが、会わせ方によってはトラウマにさせる原因にもなるので、子犬にとって無理のないように会わせましょう。
パピーパーティなどを利用するのもおすすめです。
※ワクチンが終了するまでは、他の犬との接触は避けましょう。

対音

犬は音に敏感です。音は無限に種類があります。
救急車の音、花火の音、犬の吠え声など、生活している中で、聞こえてくるような音に普段から慣らすことが必要です。インターネットなどで効果音を流すようにし、聞かせるようにしましょう。

対環境

お散歩コースを1つにせず、毎回変えて周りの環境を見せるようにします。人通りの多い場所や、子供が多い公園、踏み切りなど、いろいろな場所へ出掛けましょう。

社会化は数え切れないほどあります。
まずはどんなことに慣らすかリストアップし、犬の様子を見ながら無理なく少しずつ慣らすようにしましょう。
ストレスなく、人との生活を落ち着いた気持ちで過ごせる、幸せな犬生にするためにも、飼い主さんの努力で大きく変わります。

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