「おうちでシャンプー」ができる子にしよう♪ ~練習編~

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日常的にお手入れをしていても、落としきれない被毛の汚れや皮脂などが残ります。老廃物や皮脂が残ったままだと皮膚の生まれ変わりがスムーズに行われず、皮膚疾患やニオイの原因となるため、定期的なシャンプーが必要です。

トリミングサロン以外にも自宅でシャンプーができるようにしておくと、汚れたときやシニア犬になったときに役立ちます。

ただし、最初から長い時間かけてしまう、いきなり顔や頭からシャワーをかける、力を入れて強く洗うなど、犬が嫌だ・怖い・痛い経験をすることでシャンプーが嫌いになってしまいます。

グルーミングができるようになったら、子犬のうちにシャンプーに少しずつ慣らす【練習】をしていきましょう!

シャンプーの練習

・バスルームを好きな場所にする
声が響いたり、床の素材が異なるバスルームに慣らすことから始めます。
バスルームの中でごはんやオヤツを与え、子犬にとっていいことがある場所にしましょう。

・シャワーの音に慣らす
シャワーの音を聞かせながらオモチャで遊んだり、ごはんやオヤツを与えて慣らしましょう。

・水に濡れることに慣らす
足先や尻尾だけなど部分的に濡らして練習しましょう。
初めはシャワーではなく、洗面器のお湯につけたり、手の平でお湯をすくって濡らすようにします。

・ドライヤーの音と風に慣らす
まずは、犬の身体にドライヤーを当てずに、音を聞かせながらごはんやオヤツを与えます。音に慣れてきたら、身体に風を当てながらごはんやオヤツを与え、弱風から強風へと徐々に慣らしていきましょう。

グルーミングができるようになってから、シャンプーの練習をするとスムーズです。
次回は、シャンプーのポイントや注意点についてお話します。

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