いつから食べさせていいの?子犬のオヤツデビュー

犬とのコミュニケーションやしつけのごほうびとしてあげるお家も多いオヤツ。
子犬を迎えた場合、いつ頃からオヤツをあげて良いのか悩んだことはありませんか?
子犬のうちは消化器官も未発達です。そのためむやみにオヤツをあげると消化不良を起こし、おなかを壊してしまうことがあります。ドッグフードをドライのまま食べられるようになるまでは、特別にオヤツをあげるよりも日頃食べ慣れているドッグフードをごほうびとしてあげましょう。
このとき1日分のドッグフード量からあらかじめオヤツ分を取り分けておくと、食べ過ぎを防ぐことができます。
成長と共にドッグフードをドライのまま食べられるようになったら、ボーロなど消化が良く軟らかいオヤツを少しずつ選んであげましょう。
但し、トイレの成功といったしつけのごほうびとしてオヤツをあげていると、1日の摂取量が多くなってしまうことがあります。結果的に子犬の消化器官に負担がかかったり肥満症などにつながるため、1日当たりのオヤツの量やカロリー、あげるサイズには注意が必要です。
更に生後4〜8ヶ月で子犬の歯は永久歯に生え変わり、アキレスやガムなどの少し硬いオヤツも食べられるようになります。とはいえ、硬すぎる蹄(ひづめ)などは歯が破損する危険があるため避けましょう。
また、食べさせられるオヤツの選択肢やあげる頻度が増えることで、普段のドッグフードを食べなくなる犬もいます。原因としては、単純にオヤツでおなかがいっぱいになってしまっている他、より嗜好性の高いオヤツを求めて選り好みしている可能性も考えられます。本来は総合栄養食であるドッグフードを食べていれば必要な栄養素は取れるため、あくまで“主食がメインの食生活”を心がけてくださいね。
子犬の成長や体質には個体差があります。オヤツはあなたの目の届くところであげ、その後の体調もよく観察し、うちの子に合ったオヤツデビューを目指しましょう。
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